未来をひらく福澤諭吉展

特別展
2009年(平成21年)8月4日(火)2009年(平成21年)9月6日(日)
未来をひらく福澤諭吉展

未来をひらく福澤諭吉展

終了

会期

平成21年(2009)8月4日(火)~9月6日(日)

観覧料

一般1,200円(1,000円)、高大生900円(700円) 一般1,200円(1,000円)、大学・高校生900円(700円)  中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料〔要証明(原本に限る)〕   ※カッコ内は、前売り・20名以上の団体料金

前売り


5月23日(土)より前売り開始  おもな前売り券発売:   電子チケットぴあ(Pコード688-683)、ローソンチケット(Lコード54937)、CNプレイガイド、イープラスほか主要プレイガイド

来館者特典

会期中ご来場いただいた小・中学生には、記念として特製「学問のすすめノート」をプレゼントします。

展覧会概要

幕末から明治の激動の時代にあって革新的な活動を展開し、日本の近代化に大きな足跡をのこした福澤諭吉(1835~1901)は、大阪と非常に関係の深い人物です。  福澤は、中津藩(大分県)の下級武士の子として、父の任地であった大坂に生まれました。早くに父を亡くし中津で育った福澤は、のち再び大坂に出て緒方洪庵の適塾に入門しました。蘭学を学びつつ、青春を謳歌した大坂での日々は福澤が世の中を見つめるまなざしを形づくりました。安政5年(1858)には、23歳の若さで江戸に蘭学塾(のちの慶應義塾)を開き、その後独学で英語を習得、欧米各国を訪問し、西洋文明を紹介する「西洋事情」や「学問のすゝめ」などを著しました。  本展覧会は、福澤諭吉が開いた慶應義塾の創立150年を記念して開催されるもので、福澤の多方面にわたる活動をあらためて捉えなおし、その遺品、書幅、書簡、自筆草稿、著書、およびその門下生たちが収集した美術コレクションや慶應義塾ゆかりの名品などを紹介します。また、福澤と大阪のゆかりについてもクローズアップする予定です。  美術品だけでなく多くの資料もご覧いただける本展で、いつもと違った美術館を味わってください。  ※なお関連企画として、大阪・中之島の国立国際美術館B2展示場にて、展覧会「慶應義塾をめぐる芸術家たち」を、6月20日(土)~9月23日(水・祝)まで開催します。

展覧会構成

【第1部】あゆみだす身体

独立した個人の基盤として「身体」を重視した福澤は、居合い・米つき・散歩を日課とし、家族団欒をこよなく愛した生活人でした。一人の人間としての福澤を、日常愛用の品々を通して生き生きした日常の姿で再現します。

【第2部】かたりあう人間(じんかん)

「独立して孤立せず」。独立した個人はいかに社会を形成するのかという問題と向き合い、男女間、独立した個人と個人の交流など、市民的な社交のあり方を模索した福澤の思想と実践を紹介します。

【第3部】ふかめゆく智徳

知性とともに気品の涵養をめざす独立自尊の個人の育成を望んだ福澤の教育活動。自身の知の形成と慶應義塾におけるその展開が、150年の歴史を語るさまざまな展示品から、よみがえります。

【第4部】きりひらく実業

福澤は、官尊民卑の封建的思想を打ち破り、一国の独立の基礎に、実業への挑戦をおきました。ビジネスの重要性を学び日本各地で挑戦を続けた門下生たちの活躍にも光を当てます。

【第5部】わかちあう公(こう)

国や政府に対して卑屈になることを嫌った福澤は、勲章なども一切受けず一市民であることを貫きつつ、個人と公の向き合い方を問い続けました。当日の新メディアである「演説」や「新聞」を通した福澤の活動を浮き彫りにします。

【第6部】ひろげゆく世界

福澤は近代世界の中の日本をどのようにとらえ、何を発言し、それは今日のわれわれにいかなる課題を残しているのでしょうか。福澤自身の海外体験、アジアへの視点、そして彼がやり残した課題を問い直します。

【第7部】たしかめる共感-福澤門下生による美術コレクション

福澤は、学問の発展を重んじる一方、「国光は美術に発す」との言葉を残しているように、近代の人間社会に果たす芸術や文化の役割をよく認識していました。そして、門下生たちは実業の世界にあって文化的な交際を大切にしました。本展では、福澤に教えを受けた門下生らが収集した美術コレクションの名品を合わせて展示します。

主な展示作品

福澤諭吉写真

福澤諭吉写真
明治24年頃 慶應義塾福澤研究センター

【重要文化財】 慶應義塾図書館ステンドグラス原画

【重要文化財】 慶應義塾図書館ステンドグラス原画
和田英作 明治45年頃 慶應義塾図書館

乳母車(福澤諭吉アメリカ土産)

乳母車(福澤諭吉アメリカ土産)
慶應義塾福澤研究センター

【重要文化財】 色絵金銀菱文茶碗

【重要文化財】 色絵金銀菱文茶碗
野々村仁清 江戸時代 益田英作(紅艶)旧蔵 静岡・MOA美術館

【重要文化財】 五彩魚藻文壷

【重要文化財】 五彩魚藻文壷
中国・明時代 松永安左エ門(耳庵)旧蔵 福岡市美術館

【国宝】 秋草文壷

【国宝】 秋草文壷
平安時代 東京・慶應義塾

関連イベント

講演会

場所 / 当館1階 講演会室
定員 / 150名 (9月5日以外の講演会は当日、午後1時30分より先着順で整理券を配布します。)
※ 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

8月8日(土) 午後2時~3時30分


浄土真宗と福澤諭吉
講師 / 寺崎 修 氏(武蔵野大学学長、慶應義塾大学名誉教授)

8月9日(日) 午後2時~3時30分


大阪人・福澤諭吉
講師 / 都倉 武之 氏(慶應義塾福澤研究センター専任講師)

8月22日(土) 午後2時~3時30分


福澤諭吉に学んだ武藤山治の先見性
講師 / 武藤 治太 氏(社団法人 國民會館 會長、ダイワボウホールディングス株式会社 相談役)

8月23日(日) 午後2時~3時30分


乳母車/椅子/写真とモダンデザイン - 美術史からみる福澤諭吉 -
講師 / 前田 富士男 氏(慶應義塾大学名誉教授)

8月29日(土) 午後2時~3時30分


“平熱の思想家”福澤諭吉
講師 / 佐高 信 氏(評論家)
sataka

8月30日(日) 午後2時~3時30分


福澤諭吉と適塾
講師 / 芝 哲夫 氏(大阪大学名誉教授・適塾記念会理事)

9月5日(土) 午後2時~午後3時


日本の将来を憶う
講師 / 塩川 正十郎 氏(元財務大臣、東洋大学総長)
shiokawa
※この講演会は事前申込みが必要となります。   往復はがきの往信欄に代表者の氏名、住所、年齢、電話番号、希望人数と返信はがきの宛先を明記の上、下記あて先まで郵送ください。    556-8662 産経新聞社事業局 「福澤諭吉展講演会」係 (8月17日消印有効)   応募者多数の場合は抽選となります。結果は聴講券の発送をもって、発表にかえさせていただきます。ただし参加の際は本展の観覧券が必要です。

特別コンサート

8月23日(日) 午後2時~3時30分


8月7日(金)午後5時30分~
藤岡幸夫と関西フィルハーモニー管弦楽団メンバーが贈るブラス音楽の夕べ
指揮 / 藤岡 幸夫 氏(関西フィル首席指揮者)
演奏 / 関西フィル・ブラス・セクション
曲目 / サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より ほか
料金 / 3,500円(展覧会観覧料含む、自由席)
定員 / 150名
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午後5時30分入場、展覧会鑑賞のあと午後7時から館内エントランスホールで公演をお楽しみください。   ※お申込み希望の方は、住所、氏名、日中連絡可能な電話番号、参加人数をご記入のうえ、産経新聞社事業局「未来をひらく福澤諭吉展」係までファックス(06-6633-2293)、もしくはEメール(o-event@sankei-net.co.jp)でお申込みください。

呈茶席

8月29日(土)、9月5日(土)


茶道 武者小路千家 官休庵による呈茶席を開きます。
時間 / 午前11時~午後4時(ただし準備数がなくなり次第終了)
場所 / 当館2階 特別室
料金 / 一服500円(和菓子付)
※本展の観覧券が必要です。

呈茶席

4月19日(日)、5月16日(土)、17日(日)


時間 / いずれも午前11時~午後4時
茶道裏千家淡交会大阪支部連合会による呈茶席を開きます。
場所 / 当館2階 特別室
代金 / 一服(和菓子付)500円
※ただし本展の観覧券が必要です。
※ いずれの日も午前11時、午後1時、午後2時30分にはお点前がございます。

主催

大阪市立美術館、慶應義塾、産経新聞社

後援

文化庁、大阪大学、関西経済連合会、毎日放送、朝日放送、関西テレビ放送、読売テレビ、テレビ大阪、ラジオ大阪、サンケイスポーツ、夕刊フジ、サンケイリビング新聞社

協賛

鹿島建設、損害保険ジャパン、大王製紙、大日本印刷、大和証券グループ、トヨタ自動車、久光製薬、JR西日本、阿倍野センタービル、カネカ、関西電力、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、光世証券、参天製薬、サントリーホールディングス、シマノ、錢高組、ダイハツ工業、中日輪船商事、東果大阪、日清食品ホールディングス、日本生命、パナソニック、ヒガシマル醤油、湊組

協力

日本通運

特別協力

大阪慶應倶楽部、神戸慶應倶楽部、京都慶應倶楽部、姫路慶應倶楽部、宝塚慶應倶楽部、奈良三田会、和歌山三田会、近江慶應倶楽部、関西婦人三田会、芦屋三田会、泉州慶應倶楽部、但馬三田会、淡路三田会、慶友三田会